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【巨人】浅野翔吾「首位打者目指して」勝負の3年目へ「110安打」目標 一日警察署長で誓う


巨人の浅野翔吾外野手(20)が香川県警で「一日通信指令長」と「一日警察署長」を務め、故郷の安全を願う気持ちを表した。当日は「110番の日」で、浅野は将来の目標として110安打以上を目指す決意を示した。昨季浅野は腰のケガが原因で前半戦に出遅れるも、後半戦では復調し、特に8月には打率3割4分8厘を記録。1年間の安定した活躍を目指し、3年目の飛躍を期している。故郷での姿勢や目標に触れることで約500人の地元関係者に成長を見せた。

香川県警の「一日通信指令長」を務める巨人浅野翔吾。左は香川県警マスコットの「ヨイチ」(撮影・平山連)

香川・高松市生まれで高松商出身の巨人浅野翔吾外野手(20)が10日、一日通信指令長&一日警察署長を務めた。

香川県警と県警琴平署を警察服姿で訪れ、就任の知らせを受けた。初めての役割に緊張しながらも「故郷の人は事件に巻き込まれてほしくない」と強い決意を見せ、小雪が舞う寒空の中で集まった地元関係者ら約500人に成長した姿を見せた。

人も、街も慣れ親しんだ環境で、口ぶりも自然と滑らかになった。この日は「110番の日」に当たり、来季の打撃目標には、それにちなんで110安打以上を掲げた。「自分自身は(将来的に)首位打者を目指してやっていきたいと思っているので、首位打者になるためには最低ラインになってくると思う。110安打以上、120、130と打てれば一番いい」と決めた理由を説明した。

昨季チーム内で110安打以上をマークしたのは、吉川(154安打)、岡本和(150安打)、丸(146安打)。いずれもレギュラーとして、シーズン通して欠かせない活躍を見せた。浅野自身も1年間1軍に定着できれば、決して難しい数字ではないと捉えている。

2年目の昨季は腰のケガもあって前半戦を出遅れ、シーズン後半戦にかけて復調した。特に8月は打率3割4分8厘、3本塁打、11打点。リーグ優勝に貢献したが、出場は40試合にとどまり、課題を残した。「まずはケガなく1年間1軍で戦うことが大切」を念頭に、勝負の3年目で飛躍を期す。【平山連】

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