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【ヤクルト】青木宣親GM特別補佐がルーキーへ説いた心得3カ条とは「いいプロ野球人生にして」


埼玉・戸田市内で行われたヤクルトの新人合同自主トレにて、昨年引退した青木宣親GM特別補佐がルーキーたちに「プロ1年目の心得3カ条」を伝授しました。彼は「けがをしないこと」「心の強さ」「考える力」の重要性を説き、新人選手たちに期待を寄せました。特にけがのリスクについては、自身の経験を交えつつ、焦らずに練習を続けることの大切さを強調しました。また、プロとしてのプレッシャーに打ち勝つ心構えや、自分の持ち味を生かすための考える力を持つことが、長いプロ生活に必要だと述べました。

埼玉・戸田市内で行われた新人合同自主トレに2日連続で訪れ、取材対応するヤクルトGM特別補佐・青木宣親氏

昨年引退したヤクルト青木宣親GM特別補佐(42)が、プロの1年目の心得3カ条を説いた。9日、埼玉・戸田球場での新人合同自主トレを視察。はつらつとしたルーキーに目をこらしながら「大変なことがたくさんあると思うけど、何とか乗り越えていいプロ野球人生にしてほしい」と期待を込めた。

(1)けがをしない 「慌てずに。特に1年目は試合、練習と野球を毎日やることが大変」と言った。大きな故障をせず練習を積めば、体力は自然と伴い、技術もレベルアップする。自身も新人合同自主トレで太もも裏を痛め、1年目は1軍で10試合の出場にとどまった経験があるだけに「けがをしてしまうと、今までのパフォーマンスを出せませんというマイナスになる可能性もある」と強調した。

(2)心の強さ 競争の中で結果に向き合うことが求められる。同時に周囲の目もある。「見られている感じとかアマチュアとは違う感じもする。ファンの方、記者さんもいる。今まで以上にプレッシャーを感じたり、きつくなったりもあると思う。気持ちを強く持ってほしい」と求めた。

(3)考える力 持ち味を生かし、居場所を確保する必要がある。「1年でも長く生きていく術というか、そういうものを見つけてほしい」。個の強さがチームへの貢献につながる。

昨季限りでユニホームを脱ぎ、フロントの一員としては“ルーキー”のミスタースワローズ。新しい立場で、またヤクルト強くしていく。【上田悠太】

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