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【阪神】ドラ1がキャンプ2軍スタートなら3年連続 過去には1年目新人王も/アラカルト


阪神タイガースの藤川球児監督が新人合同自主トレーニングを視察し、ドラフト1位の伊原陵人投手含む即戦力選手が2軍からスタートする可能性を示しました。阪神のドラフト1位選手が2軍スタートする例は過去にもあり、08年白仁田寛和、14年岩貞祐太、16年高山俊、23年森下翔太などがそれに該当します。これらの選手たちは肩痛や発熱、怪我の影響で2軍からスタートし、その後、状況に応じて1軍へ合流しています。こうした配慮は選手の健康状態を考慮したもので、特にケガや手術歴のある選手に対して慎重なコンディション管理が行われています。

キャッチボールをするドラフト1位伊原(撮影・上田博志)

阪神藤川球児監督(44)が8日、鳴尾浜球場で始まった新人合同自主トレを視察した。ドラフト1位の伊原陵人投手(24=NTT西日本)ら即戦力選手も、2軍でキャンプインさせる可能性を明かした。

近年、阪神のドラフト1位選手が2軍スタートした例は以下の通り。

◆08年 白仁田寛和投手(福岡大)は右肩痛の完治を優先させるため高知・安芸でキャンプイン。

◆09年 蕭一傑投手(奈良産大)はWBCの台湾代表候補だったため、調整を優先して安芸でキャンプを過ごした。

◆14年 岩貞祐太投手(横浜商大)は発熱による調整遅れのため2軍。キャンプ途中で安芸から沖縄・宜野座の1軍へ。

◆15年 横山雄哉投手(新日鉄住金鹿島)が左胸鎖関節の炎症により安芸でキャンプインした。

◆16年 高山俊外野手(明大)は前年秋に右手首を骨折したため2軍から。すぐに頭角を現し、最終盤の2月25日に宜野座合流。

◆23年 森下翔太外野手(中大)は右足肉離れのため2軍から。2軍キャンプが1軍と同じ沖縄になったこともあり、新人全7人が2軍スタート。森下は2月中旬に1軍合流。

◆24年 下村海翔投手(青学大)は自主トレで2度ブルペン入りしたが、ペースは抑え気味。大学1年時の右肘手術歴などが配慮される形で2軍スタート。4月に右肘トミー・ジョン手術。

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