ロッテ鈴木昭汰投手(26)が8日、奄美大島で行っている自主トレを公開し、取材に応じた。
昨年に引き続き、2度目のパドレス松井裕樹投手(29)との自主トレ。昨シーズンの大きな活躍のきっかけとなった。「去年が良すぎた分自分の中であんまり難しく考えすぎずにとか、いろいろアドバイスをもらってます。始まってまだ4日ぐらいですけど、もう充実してます」と話した。
松井は「鈴木選手には去年の経験を生かして年間を通してハイパフォーマンスを出して欲しいと思います。僕も彼に負けないように彼の活躍を刺激に頑張ります。鈴木選手からは、この自主トレで去年、時間が足りなかったフォークの練習をしたいと言われたので、その練習にしっかり時間を割いていけたらと思います。きっと今シーズン、フォークで三振を量産してくれると思います!」と期待した。
この日はかかと部分が高くなっている特殊なげたを履いてトレーニングに取り組んだ。鈴木は「けがを予防していかなくちゃいけない中で、バランスとか姿勢は大事だと思う。姿勢がちゃんとしてるだけで、腰痛だったりも減ると思うんで。ピッチングフォームももちろんバランスとか、立った時の姿勢だったりとか、安定性が大事になる」と効果を説明した。
シーズン直後はプレミア12やさまざまなイベントなどで大忙しだった鈴木だが、年末年始は茨城県土浦市の実家でゆっくりと過ごせたようで「毎年家族全員で、霞ケ浦に初日の出を見に行くっていうのが決まりなので、今年も行ってきました」と明かした。
2年連続での50試合以上の登板を目標に掲げる。「早く投げたいし、早くシーズンにならないかなっていう思いもある。今年こそやっぱり優勝して、いい年にしたい。優勝して、なおかつ自分も活躍する年にしたい」と力を込めた。