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【ロッテ】高坂球団社長「球団創設75周年となる今年を千葉ロッテマリーンズの大きな転換点に」


ロッテ球団は仕事始めの日に、高坂俊介球団社長が挨拶し、ファンやスポンサーの支援でこの数年大きく成長していると述べた。特にZOZOスタジアムでは昨シーズン、過去最高の190万人以上を動員した。また、事業収益も拡大し、2019年と比較して1.5倍、2014年と比較して2倍の規模に達していることを強調した。しかし、チームはこの5年間で4回Aクラス入りしながらも、リーグ優勝までは未達成のままだ。2025年を目指し、リーグ優勝と日本一を目標に、球団理念に基づいた成長を志向している。また、ファーム施設の移転やZOZOマリンスタジアムの将来の計画など、2025年には多くの決定が予定されている。創設75周年を転換点に、球団一丸となって取り組むことを誓った。

仕事始めのあいさつを行った高坂俊介球団社長(撮影・星夏穂)

ロッテは6日、球団の仕事始めを迎え、高坂俊介球団社長(42)があいさつを行った。

「私たちマリーンズは、多くのファン、スポンサー、地域の方々、ロッテグループの皆さんの応援、サポートがあり、そして球団に関わる人々の努力もあって、この数年大きな成長を遂げています。本拠地ZOZOスタジアムでは昨シーズン、過去最高となる年間190万人を超える方々に来場いただきました。また、事業部門の収益、それを原資にしたチーム強化、運営に関する総費用を大きく伸ばすことができ、いずれもコロナ禍以前の2019年と比べると1・5倍以上、10年前2014年と比べると2倍以上の規模には到達しています」と事業としての成長を語った。

ただ、チームとしての課題も口にした。ロッテは「Vision2025」として常勝軍団になることを球団理念に掲げる。「チームはこの5年間で4回Aクラスに入ってはいるものの、リーグ優勝にはまだ手が届いていません」と現状を報告。「球団一丸となって立ち向かい、今年こそリーグ優勝、日本一を果たし、千葉ロッテマリーンズを取り巻く全ての方々と喜びを分かち合いたいと、そう思っています。また、中長期的なことに視点を向けてみても、ファーム施設の移転先、本拠地ZOZOマリンスタジアムの未来についてなど、この2025年に決まることがいくつもあります。球団創設75周年となる今年を千葉ロッテマリーンズの大きな転換点にすべく、それぞれの持ち場で頑張っていきましょう。それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

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