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【DeNA】三浦監督がCS、日本一の熱戦の裏側を激白 石橋貴明「いわゆる高校野球みたいな」


DeNAの三浦大輔監督は、TBSラジオの番組に出演し、昨季の大逆転劇で日本一を達成したチームの雰囲気について語った。シーズン終盤、優勝が厳しくなった時点で選手たちは一丸となり、クライマックスシリーズ(CS)への挑戦を新たな目標に切り替えたという。この過程で、選手たちは緊張感を持って試合に臨み、特に守備面でのミスを最小限に抑えたことが大きかった。牧選手の好守も称賛され、チーム全体での集中力が功を奏したと三浦監督は振り返る。さらに、試合ごとに全力を出し切る姿勢が、高校野球の一戦必勝のようなピリピリした雰囲気を生み出し、ファンに見ごたえのある試合を提供したことに満足感を示した。

DeNA三浦監督(2024年撮影)

DeNA三浦大輔監督(51)が、5日放送のとんねるず石橋貴明(63)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」に出演した。

昨季はシーズン3位からCSを勝ち上がり、98年以来26年ぶりの日本一を達成。史上最大の下克上に、石橋から「チームの雰囲気はどうだったんですか?」と聞かれ、三浦監督は当時のチームの状況を語った。

「優勝がなくなった瞬間から、今年も悔しいなというところで、でも、まだ終わりじゃないぞって。次はホームでのCSを目指そうと。2位がなくなって、次の目標はCSに出ることだというところで、切り替えて、切り替えてですね。CSに入る時にここから日本一を目指そうというところで、それに向かって、選手たちが本気でそこに向かってくれた。もう3位だからいいやという感じではなかったですね」

石橋からは「クライマックスシリーズから日本シリーズまで、なんか別のチームみたいな感じでしたもんね?」と問われ、三浦監督は「そうですね。守備もミスがほとんどなかったですから」と笑顔で答えた。石橋からシーズンでは18失策だった牧が再三の好守を披露したことなどを振られ「もともと力が無いとできないプレーだと思うんです。それが場の雰囲気とか、集中力で出たのかなと」と振り返った。

三浦監督は「CSからずっと言ってたことは今日の試合、全部出し切るぞと。選手だけじゃなく、監督もコーチもスタッフも今日できることを全力でやろうと。出し切って、明日のことは明日考えればいいからと。だからもう終わったら、明日残ってる体力でまたやろうやって、その繰り返しでした」と話した。

石橋は「いわゆる高校野球みたいな。負けたら終わりっていう、一戦必勝という形で。これが見てる野球ファンはピリピリした雰囲気を味わえて、1球1球見逃せないくらい、みんながやっぱり集中して」と熱戦の裏側をファン目線で聞き入った。

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