日本ハムからドラフト2位指名を受けた東海大相模・藤田琉生投手(18)が6日、千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に入寮した。新人8選手で一番乗りでの入寮となった。
藤田は身長198センチで最速150キロの超大型左腕。今春から夏にかけて急成長を遂げ、夏の甲子園では8強入りを果たした。
入寮には湘南クラブボーイズの同期からプレゼントされた猿? 熊? の巨大ぬいぐるみを持参。報道陣からの「猿か?」というツッコミにも「自分は熊だと思ってます」と苦笑いで押し切り、「部屋に入ってすぐ見える場所に置きたい」と、仲間からのエールを受けてプロの舞台に挑む。
将来的なメジャー挑戦を見据えている。「まず日本ハムファイターズさんで活躍して、将来的には海外に行けるような選手になっていきたいです。まずはケガのないように」と意気込んだ。
大渕隆スカウト部長(54)は11月26日の仮契約で、「ずっと(坂本)担当スカウトがチェックしていて、6月に入ってから我々も慌てて見に行った。そこから神奈川の激戦を勝ち抜いて、甲子園でも活躍して、(U18)日本代表でも活躍して。まさにシンデレラボーイ。金足農業の吉田輝星(18年日本ハムドラフト1位、現オリックス)みたいな、グーっという伸び方でした」と急成長した過程を明かした。