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【阪神】ドラ3木下里都、才木フォーク習得へ「教えていただきたい」年男が“脱皮”し新人王狙う


阪神タイガースのドラフト3位指名を受けた木下里都投手が、"才木フォーク"と称されるフォークボールを習得しようと取り組んでいます。木下選手はプロでの成長を目指し、先輩である才木選手の技術を研究しています。昨年13勝を果たした才木選手を参考にすることで、木下選手は決め球としてのフォークボールを用いプロでの勝利を目指します。現在まででフォークの割合は少なかったものの、これから積極的に取り入れ目標である新人王を掲げています。元々は野手から投手に転向し、最速156キロの直球を武器としています。趣味の釣りや特技の習字も持つ木下選手は、さらなる飛躍に意欲を示しています。

マウンドからキャッチボールをする木下(撮影・梅根麻紀)

阪神ドラフト3位の木下里都投手(23=KMGホールディングス)が「才木フォーク」を習得して“脱皮”する。5日、福岡市内の母校、福岡大野球場で自主トレを公開。新年早々マウンドに上がり、捕手を立たせて20球を投じた。約2時間にわたって汗を流して状態の良さをアピールした。

プロで飛躍するための新兵器は先輩から学ぶ。2学年上にあたる才木のフォークだ。「阪神でも日本でもトップクラス。どういう選手がそういう風になれるのか、見ています」。昨季13勝を挙げ、昨年11月の侍ジャパンプレミア12でも大活躍した才木の代名詞に興味津々。最近は動画を見て研究している。「どういう感じで投げているのか、教えていただきたい。良いものはどんどん取り入れて、成長していきたい」。前のめりで貪欲に学ぶつもりだ。

大学1年時に投手転向。最速は156キロまで進化した。これまでフォークの割合はごくわずかで、変化球はカットボールやスライダーが基本だった。「決め球がずっと必要だなと思っている。社会人では(指に)挟みきれなくて、カウントが整っている時しか投げてなかった。今後使っていかないと勝負できない世界なので、頑張っていきたい」。自慢の直球に切れ味抜群のフォークが加われば、目標に掲げる新人王も見えてくる。

01年巳(み)年生まれの年男。今年の目標にはヘビを絡めて「一皮むける」。近日中に入寮し、新人合同自主トレも始まる。「一回りも二回りも成長する」。未完の大器がプロでの一歩を力強く踏み出す。【村松万里子】

◆木下里都(きのした・りと)2001年(平13)1月27日。福岡県出身。小田部小1年から原北ウイングス少年野球クラブで野球を始め、原北中では白龍ベースボールクラブに所属。福岡舞鶴では1年夏からベンチ入りし同年秋から正遊撃手。福岡大1年時に投手転向。卒業後はKMGホールディングスでプレー。最速156キロの直球とスライダー、カットボール、ツーシーム、カーブを操る。家族は両親、姉、兄。趣味は釣り(アオリイカなど)。特技は日本習字準8段。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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