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【阪神】掛布OB会長、佐藤輝明の3番起用推奨「野球を変えるきっかけに」4番は森下翔太


阪神タイガースのOB会長、掛布雅之氏が佐藤輝明選手の3番起用を推奨した。掛布氏は、「佐藤の足と長打力を活かすため、上位打順で起用すべき」と述べ、守備のリズムにも良い影響があると考えている。昨季、主に4番を任された大山選手に代わる新4番として、プレミア12で活躍した森下選手を推奨。掛布氏は、クリーンアップの核となる佐藤、森下、大山選手の連携が鍵であると強調した。また、優勝を目指すためには、各選手が役割を全うする必要があるとし、1985年の優勝時の100打点クリーンアップを例に出し、新たな強力打線の誕生に期待を寄せた。

阪神掛布OB会長(2024年11月30日撮影)

阪神掛布雅之OB会長(69)が5日、大阪・八尾市内で取材に応じ、佐藤輝明内野手(25)の今季3番起用を推奨した。

昨季は主に4、5番を担い、3番出場は1試合のみ。それでも虎のレジェンドは「上の打順の方が佐藤らしさが出るんじゃないかな。足もあるし長打力もあるし」とイメージ。「(打順で)野球のリズムが変われば、守備のリズムも変わる。3番が佐藤の野球を変えるきっかけになるかもしれない」と言葉に力を込めた。

一方、猛虎4番の重責を誰よりも知るミスタータイガースは今季の4番候補に森下の名前を挙げた。昨季までは大山が主に4番を任されてきたが、11月のプレミア12で4番を担った進境著しい若虎を高評価。「楽しみだよなあ。あれだけの雰囲気を持ってるしね」と表現した上で「すべてにおいてポイントだよな」と4番でのシーズンフル稼働に期待した。クリーンアップに佐藤輝、森下、大山を並べ、6番に前川を置くという持論を展開。「1人1人がつながっていかないと」と、それぞれが役割を全うすることを期待した。

藤川虎打線の軸に3番佐藤輝、4番森下、5番大山のクリーンアップを想像。「俺らが優勝した年(85年)は3、4、5番が100打点を挙げているわけだからね。そういう可能性も十分考えられるでしょ」と笑顔だ。3番バース、4番掛布、5番岡田の最強クリーンアップを超える「シン猛虎打線」の誕生を待ちわびた。【山崎健太】

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