巨人坂本勇人内野手(36)が4日、BSフジ「実況解説野球旅~プロ野球88世代の5人が1泊2日の旅に出た!~」に出演し、新たな定位置で三井ゴールデン・グラブ賞に輝いた守備を振り返った。
遊撃が本職だった坂本は昨季から三塁に本格転向。三塁特有の痛烈な打球に備え、グラブをわずかにサイズアップして臨んだ。オフの同賞投票では2位のDeNA宮崎に119票差を付けて栄冠を手にした。守備率9割7分6厘、失策数6は、両リーグの三塁部門ではトップの数字だった。
坂本は「今年一番うれしかったこと」として、「(リーグ)優勝とかもだけど、個人的にはゴールデン・グラブちゃうかな。キャンプから練習頑張ってたからな。守備でエラーしたときのグッタリ感が嫌やねん」と語った。同賞は遊撃と合わせて6度目の受賞となった。
さらに一塁を守った岡本にも言及。「和真がめちゃくちゃうまい。マジで捕るから。天才的やね」と、主砲も務める岡本をたたえた。
同番組には「88年世代」のタイガース前田健太、巨人坂本勇人、広島秋山翔吾、中日大野雄大、元巨人梶谷隆幸氏、元ヤクルト上田剛史氏が出演した。