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【阪神】藤川監督「強いチームは…」ソフトバンク流の猛練習予告「主になる選手が一番練習する」


阪神タイガースの藤川監督は、2024年春のキャンプで「ソフトバンク流改革」を導入する計画を明かした。監督は、強いチームの条件として主力選手による積極的な練習を重視している。評論家時代に各キャンプ地を訪問する中で、特にソフトバンクの主力選手のハードワークに感銘を受けたという。この文化を阪神にも定着させるため、監督は主軸の大山選手と佐藤輝選手に、より多くの練習に参加するよう求めている。藤川監督は、特に一塁と三塁の選手がシーズン中に運動量が落ちることを指摘し、オフシーズンにしっかりとした練習を行い、シーズンに備えて欲しいと伝えている。大山選手はすでに監督からの連絡を受けており、自覚を持って練習に臨む意志を示している。

秋季練習で笑顔を見せた阪神藤川監督(2024年10月22日撮影)

阪神藤川球児監督(44)が、今春キャンプでの「ソフトバンク流改革」を予告した。「やっぱり一番強いチームは、主になる選手が一番練習するというのが絶対なんですよね。若手が練習する時間がないというぐらい、主力に練習してもらいたい」。

評論家時代にキャンプ地巡りをした際、主力のハードワークの大切さを実感。中でも目についたのは、昨季のパ・リーグ王者だった。「やっぱりソフトバンクですね。チームの文化、ダイエー時代から続くような伝統なので。タイガースの伝統としてそれが大事なのかなと」。

新たな「伝統」を根付かせるため、まず名前を挙げたのは、主軸を担う大山と佐藤輝だ。「一塁と三塁の選手はやっぱりシーズン中は運動量が落ちるし、大変だから、しっかり練習していくからと」。今オフに国内FA権を行使した末に残留し、連絡を取っていた大山にはすでに通達。「分かっています」と頼もしい答えが返ってきた。

「自分が主力だという自覚があるのならば、特守、特打、ティー、ロングティーに率先して入って。強いチームはそうなので。譲らないとか、そういうのを見たいですね」。チームの中心となる選手たちへ、王者が持つ自覚を促した。

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