<全国高校サッカー選手権:東福岡1-0阪南大高>◇2日◇3回戦◇浦和駒場
東福岡が阪南大高(大阪)を1-0で下し、2016年(平28)度大会以来、8年大会ぶりの準々決勝進出を決めた。
前半8分に左MF神渡寿一(3年)がドリブルで持ち込み、中央でパスを受けたFW伊波(いは)樹生(3年)が右足で冷静にゴール左へ決めて先制した。
沖縄からサッカー留学している伊波は、得点への執着心の強さが持ち味。立ち上がりの不安定な時間帯で幸先良く1点をもぎ取り、チームに落ち着きをもたらした。
その後も東福岡は優勢に試合を進め、好機を作ったが追加点は奪えず。それでも終始、主導権を握り、相手に付け入るスキを与えず最少スコアを守り抜いた。