<全国高校サッカー選手権:矢板中央2-1日章学園>◇31日◇2回戦◇フクアリ
U-19日本代表でイングランド・プレミアリーグのサウサンプトン入りが内定しているFW高岡伶颯(れんと)主将(3年)の日章学園(宮崎)は2回戦で散った。
高岡は同点弾を決めたが、2試合4得点で、年越しできず、姿を消した。
先制されて迎えた前半25分、高校生NO・1ストライカーの力を見せた。グラウンダーの左クロスに相手DFと競りながら滑り込んで合わせ、同点弾を決めてハットトリックの初戦に続く今大会4点目。同19分にはゴール前のこぼれ球を難しい態勢で反転シュート。相手DFにクリアされたが、キレは抜群だった。
後半9分、FKのこぼれ球を弾丸シュート。左ポストに蹴られたが、シュート6本目と気を吐いた。だが、同20分、カウンターから勝ち越された。
29日の初戦は3大会連続の選手権初得点から前半だけでハットトリックを達成し2アシストもして勝利に貢献。元日本代表の神戸FW大迫勇也(34)が持つ1大会の最多得点記録「10」超えはもちろん、目標の「日本一&20得点」へ、力強く走り出していたが、あっけない幕切れになった。