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佐々木朗希「宿題」をメジャー球団に出す 現役選手の同席も拒否 代理人が明かすロウキの交渉術


ロッテの佐々木朗希投手がメジャーリーグ移籍を目指して、代理人のジョエル・ウルフ氏を通じて複数の球団と面談を行っています。佐々木選手は面談でチームとのつながりを重視しており、球団には具体的な「宿題」を与えて、その回答を通じて各チームの対応を評価しているとされています。選手自身は面談に出席せず、その理由については明らかにされていませんが、過去の例から推測すると、特定のチームとの関係性を損ねる危険を避けるためと考えられます。面談の時間は2時間以内とされており、ウルフ氏は主にタイムキーパーとしての役割を担っています。

佐々木朗希(2024年11月撮影)

ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が30日(日本時間31日)、オンラインで取材対応し、交渉状況などについて言及した。

主な一問一答は以下の通り。

-佐々木が面談で何を重要視しているか

全てを総合的に見ていると思う。そして、彼が心でどのチームと一番つながりを感じるか。その基準は彼だけが知っている。

-具体的にどのような質問を球団にしたか

その質問は今は内緒にしておこうと思う。全てのプロセスが終わってからわかるだろう。ただ、彼は非常に具体的な質問をした。それは彼が“homework assignment(宿題、課題)”と呼んでいるもの。日本語でどう訳すかはわからないが、彼は非常に具体的な課題を出した。野球関連で各チームが何を話すべきかわかるようにね。そのおかげで、その答えを聞くだけでなく、彼らがどのようにコミュニケーションをとるのかも知ることができた。とても賢い方法だと思う。

-面談に選手を出席させなかった理由

具体的な理由はわからない。彼はただ、面談に選手は出席させないでくださいと言っていた。他の選手が過去にそうしてきた理由は知っているが、彼はその理由を言わなかった。だから、必ずしも彼のために答える必要はないと思う。他の選手がそうしているのは、面談に選手が出席したチームと契約しなければ、その選手との関係性が悪くなってしまう可能性があるからということは知っている。だが、彼はその理由を具体的には言わなかった。

-面談の条件の2時間以下を超えたチームはあったか

それは私の仕事だったよ。面談で良かったのは、私が何も話さなくて良かったということ。私は特に何も話さないように指示されていて、主にタイムキーパーをやった。試験監督のように「あと20分」「あと5分」って言ったりね。ロウキがある話題について話し合っていて、その間に制限時間に達したときは、彼がもう少し延長したいと言ったこともあった。いくつかのチームは制限時間より少し早く終わったよ。

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