<全国高校サッカー選手権:西目1-6日章学園>◇29日◇1回戦◇フクアリ
U-19日本代表でイングランド・プレミアリーグのサウサンプトン入りが内定している宮崎・日章学園のFW高岡伶颯(れんと、3年)が、前半だけでハットトリックを達成した。
選手権で前半に3得点は、J1湘南ベルマーレへの加入が決まっていた阪南大高のFW鈴木章斗が21年度大会の2回戦・奈良育英戦で記録して以来。
鈴木は前半28、38、43分にゴールを決め、後半にも2点を追加。首都圏開催となった1976年度以降では史上3人目となる1試合5ゴールをマークした。選手権で快記録を達成した鈴木はプロ3年目の今季、J1リーグ戦でシーズン2桁得点。湘南の攻撃の柱として活躍している。
今大会の高岡は、J1ヴィッセル神戸のFW大迫勇也(34)が持つ1大会の最多得点記録「10」超えだけでなく、「日本一&20得点」を目標に掲げる。大迫は08年度大会の1回戦から2、2、2、2点と4試合連続複数得点を記録し、準決勝と決勝でもそれぞれ1ゴール。全6試合でゴールを決めたが、ハットトリックはなかった。