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【高校サッカー】米子北、3大会連続初戦突破ならずも、主将のFW鈴木「感謝しかない」


全国高校サッカー選手権で米子北(鳥取)が前橋育英(群馬)に0-2で敗れ、3大会連続の初戦突破を逃しました。米子北は堅守速攻を武器にチャンスを作ったものの、決定機を活かせず、逆に前橋育英の2トップに得点を許しました。米子北のFW鈴木颯人(3年)は、かつてプレーした前橋育英相手に成長を示したかったものの、それが果たせず悔しい思いを抱えています。鈴木は敗戦の責任を感じつつ、厳しいシーズンをともに戦ったチームメートへの感謝の意を示しました。

前橋育英対米子北 敗退しがっくりする米子北イレブン(撮影・野上伸悟)

<全国高校サッカー選手権:前橋育英2-0米子北>◇29日◇1回戦◇駒沢

夏の総体で4強入りした米子北(鳥取)は、前橋育英(群馬)に0-2で敗れ、3大会連続の初戦突破はならなかった。

高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグに参戦したチーム同士の対戦。米子北は伝統の堅守速攻で、主将のFW鈴木颯人(3年)を中心にチャンスをつくった。だが、ゴールにはたどり着けず、逆に相手の2トップに得点を許して敗れた。

中学時代、前橋育英の下部組織である前橋FCでプレーした鈴木は「群馬から鳥取に来て、成長したところを見せようと思っていたけど、できなくて、やり切れなかったという思いが強い。キャプテンとして、エースとして、試合に勝たせられなかった。自分の力不足ですし、チームに迷惑かけた」と敗戦の責任を背負った。

プレミアリーグ西地区でも3勝1分け18敗と苦戦。鈴木は「勝てない時期が続いて苦しい時期もあったけど、最後まで自分についてきてくれて(チームメートには)感謝しかない」と話した。

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