米有力紙USAトゥデー電子版が27日(日本時間28日)、今年を象徴するアスリート5人を特集し、ドジャース大谷翔平投手(30)が入った。
大谷は昨オフ、エンゼルスからFAでドジャースに移籍し、当時のプロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(契約当時の円換算で1015億円)で契約して話題を集めた。レギュラーシーズン中は右肘手術後のリハビリをしながら打者に専念し、159試合で打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマーク。本塁打と打点の2冠に輝き、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した。
同紙は「オオタニのドジャース1年目は物語のような結末だった」と表現。今季の成績を紹介し「ポストシーズンに初出場し、ワールドシリーズでは第5戦でヤンキースを倒して初の頂点。3度目のMVP受賞でシーズンを華やかに締めくくった」とした。
今年を象徴するアスリート5人は大谷の他、バスケットボールのケイトリン・クラーク、パリ五輪で活躍した体操選手スモーネ・バイルズ、プロゴルフのスコッティ・シェフラー、プロテニスのヤニック・シナーだった。
USAトゥデーは米国で数少ない全国紙の1つで、昨年のデータで全米5位の発行部数を誇っている。