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四国ILジュニア投打で女子コンビ輝く 駒居監督「価値ある1勝」/NPBジュニアトーナメント


四国ILジュニアはくふうハヤテジュニアを2-0で下し、準決勝進出を決めました。先発の堀川緒夏選手は5回途中まで1安打無失点の好投を見せ、ノーヒットノーランに近いピッチングを披露しました。打線では平村碧唯選手が2回に貴重な先制打を放ち、チームの勝利に貢献しました。両選手は共に女子選手ですが、男子に負けず堂々とプレーし、男女の違いを感じさせない活躍を見せました。駒居鉄平監督は、次のNPBチームとの対戦に意欲を示しました。

四国IL対くふうハヤテ 2回に先制打を放った四国IL・平村(左)と5回途中無失点で好投した堀川(撮影・佐瀬百合子)

<NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP:四国ILジュニア2-0くふうハヤテジュニア>◇2回戦◇27日◇神宮

四国ILジュニアがくふうハヤテジュニアを下し、準決勝ワイルドカードの出場権を獲得した。

頼もしい女子コンビが投打で輝いた。

先発の堀川緒夏(しょか)投手(6年)は5回途中1安打無失点と好投。クイックや大きく足を上げるフォームを織り交ぜるなどしてタイミングを外し、緩急で打ち取った。

4回2死から初安打を浴びるまで、大会史上2人目となるノーヒットノーラン達成も頭に浮かんだ。あと1歩のところで安打を許し、「ちょっと気持ちが下がってしまいました」と素直な感想を口にした。

打っては8番平村碧唯内野手(6年)が2回2死二、三塁から二塁への内野安打で先制点を挙げた。「女子も男子に負けず、思い切りプレーができた」と充実の表情で話した。

グラウンドに立てば、いつだって真剣勝負。当然のように「みんな平等」と話し、男女差を考えることなく堂々とプレーしている。

元日本ハムの駒居鉄平監督(42)は「本当に価値のある1勝。次はNPBチームと戦う。ここまで来たら勝ちたい」と次戦に向けて意気込んだ。

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