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【巨人】甲斐拓也が入団会見、通算1023試合に出場してきた球界屈指の捕手がチームに加入


ソフトバンクから巨人へフリーエージェント(FA)移籍した甲斐拓也捕手が、東京で入団会見を行いました。新しい背番号は阿部慎之助監督が選手時代に着けていた「10」です。甲斐は育成選手からスタートし、ソフトバンクでは正捕手として定着。強肩を生かし、「甲斐キャノン」と呼ばれるほどの守備力を見せ、通算1023試合出場、打率.223、62本塁打、290打点という成績を残しています。また、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞7回と、日本国内における高い評価を受け、国際大会にも多数出場しました。今回、国内FA権を行使し、巨人を選びました。チームの新たな戦力として、さらなる活躍が期待されています。

甲斐拓也(2024年11月撮影)

ソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。背番号は阿部慎之助監督(45)が現役時代に背負った「10」。

甲斐は大分・楊志館から10年育成ドラフト6位でソフトバンクに入団。13年オフに支配下登録され、翌14年にプロ初出場を果たすと「甲斐キャノン」とも評される強肩を武器に、正捕手の座をつかみとった。通算1023試合に出場し、打率2割2分3厘、62本塁打、290打点。ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞7回に輝くなど、実績を積み上げてきた。

19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBCなどにも出場するなど、国際経験も豊富。国内FA権を行使すると、ソフトバンク、巨人の争奪戦の中で、巨人入りを決断。球界屈指の正捕手がチームに加入した。

◆甲斐拓也(かい・たくや)1992年(平4)11月5日生まれ、大分県出身。楊志館から10年育成ドラフト6位でソフトバンク入団。13年オフに支配下へ昇格した。強肩で知られ、18年広島との日本シリーズでは6盗塁刺を記録し「甲斐キャノン」と異名を取る。19年の11本塁打は、育成ドラフト入団選手初の2桁弾。20年には、球団の大先輩、野村克也の背番号19を受け継いだ。170センチ、87キロ。右投げ右打ち。

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