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【新潟】来季新加入の東洋大DF稲村隼翔と桐蔭横浜大FW笠井佳祐がインカレで火花散らす


全日本大学サッカー選手権の準決勝で、東洋大学が桐蔭横浜大学を1-0で下し、決勝進出を果たしました。試合の中で注目されたのは来季からアルビレックス新潟に加入する東洋大のDF稲村隼翔と桐蔭横浜大のFW笠井佳祐の対決でした。稲村は安定した守備で笠井を封じ、笠井は果敢にシュートを狙いましたが、得点を逃しました。試合後、稲村は「負けたくなかった」と語り、笠井は「ゴールが取れていたら展開は変わっていた」と悔しさをにじませました。二人は学生最後の大きな大会を戦い抜き、プロの舞台での更なる活躍を誓いました。

中盤で競り合う東洋大・稲村(左)と桐蔭横浜大・笠井(撮影・小林忠)

<全日本大学サッカー選手権:東洋大1-0桐蔭横浜大>◇25日◇準決勝◇栃木県グリーンスタジアム

アルビレックス新潟への来季新加入が決まっている東洋大DF稲村隼翔(4年)と、桐蔭横浜大FW笠井佳祐(4年)の直接対決は、東洋大が1-0で制し決勝進出を果たした。オフェンスとディフェンスで火花を散らした2人。今大会ここまで得点ランクトップの7得点を挙げる笠井はシュート2本を放つも、無得点。稲村は安定した守備と、真骨頂でもある左足のフィードで攻撃を活性化させた。

来季からともに新潟のユニホームに袖を通す稲村と笠井の直接対戦は試合序盤からバチバチモード。最前線と中盤を動き続けた笠井は積極的にゴールに迫ったが、今年、加入先の新潟でルヴァン杯決勝など大舞台を多く経験した稲村がうまく対応し、完封した。稲村は「(笠井には)負けたくなかったので『ガッツリいったろう』と思っていた」と笑った。

敗れた笠井は前線で激しく動き回り、左足で2本シュートを放ったがゴールマウスを捉えることが出来なかった。「ゴールが取れていたら展開は変わっていた。FWとして責任を感じる」と唇をかんだ。学生生活最後のビッグトーナメントが終わり、年明けからは新潟のキャンプに参加する。「1つのチャンスをものにできる選手になりたい。そういった部分を突き詰めていきたい」。この日の悔しさをプロで活躍するための原動力にする。

試合後、両者は健闘をたたえ合った。勝った稲村は「自分が負けた立場だったら多くを話しかけて欲しくないのでシンプルな会話だけ。(笠井からは)絶対に優勝して、と声をかけられた。絶対に優勝する」と決意した。笠井は「イナム(稲村)から点が取りたかった。同期が既にすごい刺激をくれる存在。Jでも試合に出てて、うれしい部分も悔しい部分もある。早くイナムに追いつきたい」と話した。【小林忠】

◆稲村隼翔(いなむら・はやと)2002年(平14)5月6日生まれ、東京都出身。FC東京U-15深川-前橋育英高-東洋大。24年シーズンは新潟の特別指定選手として多くの公式戦に出場し、ルヴァン杯準優勝に大きく貢献。182センチ、70キロ。利き足は左。

◆笠井佳祐(かさい・けいすけ)2002年(平14)8月30日生まれ、千葉県出身。中野木FC-VIVAIO船橋SC-関東一高-桐蔭横浜大。24年シーズンは新潟の特別指定選手としてルヴァン杯1試合に出場。FWとボランチでプレーする万能型。180センチ、71キロ。利き足は右。

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