楽天から自由契約となっていた田中将大投手(36)が25日、都内のホテルで巨人の入団会見に臨んだ。吉村禎章編成本部長(61)、阿部慎之助監督(45)も出席。背番号は「11」に決まった。
田中将の入団会見での一問一答は以下の通り
-巨人には小学校時代にチームメートだった坂本勇人がいるが
想像もしてなかったですね、はい。想像もしてなかったですけど、一緒のチームで同じユニホームを着てプレーできるっていうことはやはりうれしく思いますし。昨晩ちょっとご連絡はさせていただいて「よろしくお願いします。いろいろ教えてください」と連絡はさせていただきました
-坂本からはどのような返事が
いや、もう「こちらこそよろしく」っていうところと、「本当に分からないことがあったら聞いてな」っていうふうに言ってもらいました。
-巨人、セ・リーグに対する印象
ジャイアンツは、やはりプロ野球史の本当に先頭、ずっと引っ張ってこられているチームだというふうに思っていますし。そういうチーム、球団でプレーできることはもう本当、繰り返しになりますが、光栄に思いますし、うれしく思います。セントラルの野球は初めて身を置くので、これからどんどんどんどん知っていかないといけないというふうに思っていますが。米国時代を含めDHがないリーグに身を置くのは初めてなので、その辺もまた新たなチャレンジになると思うので。そこら辺も含めて自分がどういう形であれ、チームに貢献できるようにというふうには思います。
-来季に向けた決意
2024年シーズン、これほど全て振り返って野球で何もできなかったシーズンというのは本当に初めてだったので、めちゃめちゃ悔しかったです。なので、2025年はやり返したい気持ちはありますし、チームは変わりますけども、自分にできることっていうのを常に頭に置きながら行動していきたいなというふうに思っています。
-(阿部監督へ)田中将に期待する数字
やっぱり先発でやってもらう以上ね2桁勝利だとか言いますけど、10勝10敗じゃどうしようもないんでね。とにかく貯金ができるピッチャーだっていうのは知ってますし、そういうピッチャーになってほしいなっていうのは、そうなってもらいます。
-(田中将へ)今の言葉を受けて
自分としても投げる試合は全て勝つ気持ちでやっていますし、10年以上も前の話ですけども、全て勝ってきたこともあるので。年齢を重ねて、もちろん衰えていって、その時に比べれば衰えていってる部分っていうのはありますけども。その分長くやってきたことによっての経験だったり、いろんな引き出しっていうものはその頃よりもあると思うので、1つでも勝利に結びつく投球ができればなというふうに思ってます。