巨人秋広優人内野手(22)が武者修行で“マック”増量に成功した。羽田空港着の航空機でオーストラリアでのウインター・リーグ(WL)から帰国。実戦を積む中で「質のいいトレーニングもできた」と体重は約3キロ増の108キロとなった。
異国で直面した「ディナー問題」が、増量ボディーの後押しになったのかもしれない。ナイター後にホテルに戻ると、すでに館内レストランも、近隣の店もほぼ営業終了。唯一、煌々(こうこう)と電気が灯っていたのがマクドナルドだった。「夜10時過ぎに空いている店がマックしかないんです」。空腹に円安の影響で約1500円のビッグマックを腹に詰め込んだ。山田、京本と3人で会計は1万円ほど。意図せず高カロリーの食トレが実現した。
WLでは23試合出場の打率3割2分1厘、2本塁打、8打点だった。外国人特有の動く球に対応し「日本ではなかなか見ないような動く真っすぐ、変化球を多く見られた」と糧にする。