楽天の守護神・則本昂大投手(34)が、天敵の日本ハム封じを誓った。
今季は球団別の対戦成績でワーストの防御率7・62。14試合で12失点(自責11)と苦戦し、セーブ失敗も経験した。「いろいろ考えないといけない部分とかはある。打たれたことは事実ですし、相性とかもあるかもしれないんですけど、本当に純粋にファイターズは強かったですし、いいチームだと思った」と振り返った。
先発を務めていた昨季は、意外にも日本ハムとの対戦がなかった。「去年1年間、本当に1回も対戦してなくて、どんな選手なんだろうなっていう選手も自分の中ではいて、いい勉強になった。来年ね、リベンジとかそういう言葉はあれなんですけど、同じ失敗をしないように臨みたい」と雪辱を果たすつもりだ。
三木監督は則本を来季も抑えとして起用する意向だ。13年目を迎えるベテランは「今年の対戦をしっかりと振り返って、改善しないといけない部分も見つけてはいるんで。あとはバッテリーでの共同作業になる。その辺をキャッチャー陣と意見交換して、来シーズンに臨めたらいいかなと思う」。同じ轍(てつ)は踏まない。