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【西武】西口監督、新人の春季キャンプ振り分けは「言わないよ」自主トレのオーバーペースを配慮


西武ライオンズの西口文也監督は、新人選手の春季キャンプでの1、2軍振り分けについて明かさず、「ぎりぎりまで選手には言わない」と慎重な姿勢を見せた。ドラフト1位の斎藤大翔内野手を獲得し、即戦力として期待される渡部聖弥外野手や林冠臣外野手の加入がチームにとって貴重であるとコメントした。監督は「オーバーペースにならないよう、選手の心構えを考えながら進めたい」と述べ、1月の寒い時期に体力作りを重視する考えを示した。チームは貧打に悩んでおり、渡部と林のバッティングに期待を寄せている。

西武西口監督(2024年撮影)

西武の西口文也監督(52)は4日までに取材に応じたものの、ルーキー選手の春季キャンプの1、2軍振り分けについて「言わないよ」と口を閉ざした。

ドラフト1位では金沢・斎藤大翔内野手(17)を獲得。即戦力という点では同2位の大商大・渡部聖弥外野手(22)や同3位の日本経大・林冠臣外野手(22)らに期待がかかる。

しかし指揮官は「ぎりぎりまで新人の選手には言わない。あまり早いうちから(振り分けを)言って、オーバーペースで(自主トレを)やられても困るので。年齢的にも高卒、大卒、クラブチームから入ってきた選手では違うと思うので。選手自身の心構えとか心意気も違うと思うので。そこはよく考えながらいきたいなと思います」と慎重に幹分けていく構えだ。

ただ、特にこの2年間は貧打に悩んできたチームにとって、アマ球界屈指の豊かな飛距離で知られてきた渡部や林の加入は期待したいところでもある。「チャンスは大いにあるんじゃないですか。どっちも打てると思うし楽しみではありますよね」と西口監督。寒い1月にじっくりとした体作りを促し、好スタートを切らせる。【金子真仁】

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