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【DeNA】中川颯「大和バット」で打撃も結果出す 昨季は2割5分、OPS・750


DeNAの中川颯投手は、昨シーズンと同様に「大和バット」を駆使し、優れた打撃能力を披露しています。昨季は投手として29試合に出場し、勝敗では無敗の3勝を記録、大胆な打撃も話題となりました。特に、昨年5月の中日戦での初アーチとデスターシャポーズが印象的でした。シーズン中盤までに12打数3安打で打率.250、OPS.750という好成績を残しています。今シーズン、打撃力を活かすため、球団は先発に設定することも検討中。使用するバットは退団した大和選手のモデルで、特徴はタイ・カッブ型の厚めのグリップ。そのバットに込められた配慮も相まって、中川選手は今シーズンも「欲は出しすぎず」に両刀の活躍を意識しています。

本塁打を放ちデスターシャポーズのDeNA中川颯

DeNA中川颯投手(26)が、今季も「大和バット」で野手顔負けの打撃センスを見せつける。オリックスから加入1年目の昨季は本職の投手として29試合に登板。3勝0敗、1セーブ、5ホールド、防御率4・42をマークした。

だがそれ以上にインパクトを与えたのが豪快な打撃だった。昨年5月18日の中日戦では右翼席に豪快なプロ初アーチをたたき込み、思い付きでデスターシャポーズも披露。桐光学園(神奈川)時代に通算26本塁打の打撃センスを見せつけ「プロで1本はホームランを打ちたいと思ってました」とご満悦だった。

シーズンを通して12打数3安打3打点、打率2割5分、OPS・750と野手顔負けの数字を残した。シーズン終盤はリリーフに専念して打席に立つ機会は減ったが、今季は球団からも打撃を生かすために先発での起用も想定されている。

そんな打撃力を支えたのが、昨季限りで退団した大和モデルのバットだった。グリップはやや厚めのタイ・カッブ型でオーソドックスなモデル。初アーチも同バットで、「こだわりはなかったんですけど、たまたま届いたバットが大和さんのバットで振ってみたら良かった。今季も(打撃は)欲は出しすぎずに頑張りたい」と平常心で二刀流の活躍を見せつける。【小早川宗一郎】

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