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【DeNA】浜口遥大トレードの思惑 近未来の課題「ポスト宮崎」ソフトバンク三森獲得で層厚く


DeNAは今オフ、チームの補強ポイントとして投手陣と内野手の強化を目指していた。浜口遥大投手と三森大貴内野手のトレードが成立し、DeNAは内野手の層をさらに厚くすることに成功した。特に内野陣強化が求められ、今後の課題であった「ポスト宮崎」に向けての布石となっている。浜口は今季からリリーフに転向する予定であり、オフにはメキシコのウインター・リーグに参加していた。チームはまた、ドラフトを通じて即戦力投手を指名し、戦力外通告を受けた選手の育成獲得も行い、投手力も充実を図っている。

浜口遥大投手(左)と三森大貴内野手

DeNAは23日、浜口遥大投手(29)とソフトバンク三森大貴内野手(25)の交換トレードが合意に達したと発表した。

DeNAはシーズン3位からCSを勝ち上がり、26年ぶりの日本一を達成したが、今オフの補強ポイントは投手陣と内野手の補強に重きが置かれた。

内野は三塁宮崎、二塁牧、一塁オースティンは不動のレギュラーで、遊撃はシーズン終盤に森敬が台頭した。三塁の宮崎は休養を与えながら起用する方針で、「ポスト宮崎」の存在は近未来の課題だった。

FA権を持つ中日高橋周平を水面下で調査したが、残留を決断。現在、チームには林、石上ら若手とともに、ドラフト3位では加藤響内野手(22=四国IL徳島)を指名し、京田、柴田ら経験がある野手も控えるが、三森の獲得で層を厚くすることに成功した。

リーグ5位の防御率3・07だった投手陣は、ドラフト1位で竹田祐投手(25=三菱重工West)を指名し、2位には篠木健太郎投手(22=法大)と上位で即戦力投手を指名。阪神から戦力外通告を受けた左腕岩田、ソフトバンクから戦力外通告を受けた左腕笠谷を育成で獲得した。

浜口は来季からリリーフに転向する予定で、オフはメキシコのウインター・リーグに参加した。今季は2勝にとどまったが、日本シリーズで好救援するなど日本一に貢献。交流戦は1年目から22年6月2日のオリックス戦で敗戦するまで無傷の7連勝で、屈指のパ・リーグキラーで知られる。

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