楽天渡辺佳明内野手(27)が、種子島(鹿児島)からロケットスタートを狙う。
今オフは「1人で島にこもります(笑い)。こもって野球と向き合って」と同地で自主トレするプランを明かした。
練習パートナーは同行するが、選手は自身のみという環境で鍛錬する。「自分の野球のプレースタイル、足りないところ、来年必要なことだったり、チームのどういうところにつけ込めるかじゃないですけど、野球ばっか考えながら過ごして、いいオフシーズンにしてキャンプに入りたい」と力を込めた。
例年はチームメートら複数人で自主トレをしてきたが、今回、単身にこだわったのには理由がある。「いろんな人とやって吸収するのももちろん大事だと思いますけど、やっぱりシーズン入ったら孤独で、最後に決断するのは自分なんで。強い気持ちを持てるように、こもって心を鍛えたい(笑い)」と意気込んだ。
大学時代からお世話になっている知人が種子島在住で「誘ってもらった」と同地での自主トレが実現した。種子島といえば宇宙センターが有名。「うまく飛び立てるように僕もいきたい」。7年目を迎える来季の飛躍につなげる。