starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【広島】秋山翔吾が小泉進次郎議員と3打席勝負も凡退「来季、この分、打てるように練習」


広島カープの秋山翔吾選手が神奈川県横須賀市で「秋山翔吾野球教室」を開催し、小学生とともにプレーした。同郷で親交のある小泉進次郎議員と対戦し苦戦するも、その結果が来季の良い兆しになると考えている。過去の経験上、打ち取られた翌年には秋山が成績を大幅に向上させているため、小泉議員も期待を寄せている。秋山はオフシーズンも積極的にトレーニングを続けており、43歳まで現役を続ける意欲を示した。来年、背番号9がさらなる活躍を見せると意気込んでいる。

小泉進次郎氏(左)と記念撮影に納まる広島秋山(撮影・たえ見朱実)

広島秋山翔吾外野手(36)が21日、地元神奈川・横須賀市の横須賀スタジアムで「秋山翔吾野球教室」を開催した。12チーム46人の小学生が参加。小学生代表4人と対戦し、同郷で親交がある衆議院の小泉進次郎議員(43)との3打席勝負も実現した。いずれも打ち取られたものの、過去の対戦成績を振り返れば、実は吉兆。あと206本となった日米通算2000安打へ、リーグ5位の打率を残した今季以上の存在感を来季見せつけるつもりだ。

   ◇   ◇   ◇

軟式球が高々と二塁手の定位置頭上に舞い上がると、秋山は思わず天を仰いだ。1打席目の二ゴロに続く凡打。さらに3打席目も、力のない飛球が左翼の守備範囲に上がった。自身主催の野球教室に毎年のように参加してくれる小泉議員との3打席勝負は、いずれも打ち取られた。

「進次郎さんも毎年忙しいのに。ストライクをポンポン投げてくださった。打ち返したかったんですけどね。来季、この分、打てるように練習します」

苦笑いするしかなかった秋山とは対照的に、秋山の米大リーグ初安打記念Tシャツを着用した小泉議員は満面の笑みだった。抑えたことだけが理由ではない。「私が抑えた翌年、秋山翔吾は爆発の年になる。来年、期待してます」。

昨年は1打席勝負で右飛に打ち取り、今季はリーグ5位の打率2割8分9厘、5年ぶりのゴールデングラブ賞受賞となった。今年と同じ3打席勝負でいずれも打ち取った16年オフの翌17年には、最多安打と首位打者を獲得した。「来年(の成績)は今年以上なのは間違いないんじゃないでしょうか」。来季、背番号9が活躍するイメージしか湧いていない。

秋山は充実のオフを過ごしている。手術明けで動きが制限された昨オフとは違い、今年はシーズン終了後からランニングやウエートトレーニングなど一定の負荷をかけてきた。「休みは少なくてもいい。トレーニングも計画的にうまくやれている」。野球教室後のあいさつでは「みんながプロになって一緒にプレーできるまで現役でいられるように」と43歳以上の現役にも意欲を見せた。

刺激もある。楽天を自由契約となった同学年の田中将が巨人と基本合意。「坂本とのコラボはちょっと怖い。手ごわいだろうなと容易に想像つきますけど、立ち向かっていきたい気持ちはモチベーションの1つ」。そう語る表情は、野球教室に参加した小学生のようにキラキラと輝いていた。【前原淳】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.