セレッソ大阪は20日、ブラジル人アタッカーのFWカピシャーバ(27)が、来季J1に復帰する清水エスパルスに完全移籍すると発表した。
C大阪には23、24年に在籍し、いずれも27試合1得点の成績を残した。主に3トップの左サイドを任され、俊足を生かしたドリブル突破を武器に、何度も得点機を演出。前線からの愚直な守備でも貢献し、サポーターからの支持も高かった。
一方で2年間で2ゴールが示すように、得点力やシュート力が課題で、C大阪は契約延長のオファーを出さなかった。
同選手はクラブを通じて「2年間、セレッソのために常にベストを尽くして、力になるために頑張ってきました。本当に素晴らしい2年間でした。みなさんと過ごした日々は僕の宝物です。みなさんとの友情は永遠に続きます」などと惜別のコメントを出した。