フィリーズが、ツインズからFAとなった通算161本塁打のマックス・ケプラー外野手(31)と1年1000万ドル(約15億円)で合意したと19日(日本時間20日)、複数の米メディアが伝えた。
ドイツ出身のケプラーは09年に海外FA選手としてツインズと契約し、15年9月にデビュー。16年から正右翼手に定着し、この年から4年連続で2桁本塁打を記録。19年2月に5年総額3500万ドル(約52億5000万円)で契約延長し、同年に自己最多36本塁打を放った。
昨季は打率2割6分、24本塁打、66打点、OPS.816と好成績を残し、球団がオプション行使。だが今季は故障の影響で105試合の出場にとどまり、打率2割5分3厘、8本塁打、42打点、OPS.682と低迷した。メジャー通算打率2割3分7厘、161本塁打、508打点、OPS.746。メジャー屈指の守備でも知られ、平均よりどれだけアウトを取ったかを示す守備指標OAAでは16年以降の期間で右翼手トップとなっている。