巨人から海外FA権を行使してオリオールズと1年1300万ドル(約19億5000万円)で契約した菅野智之投手(35)が19日(日本時間20日)、オンラインで入団会見を行った。
メジャー移籍を決めたことに「全然難しくない決断でしたし、本当にこの舞台に立つのが夢だったので、ある程度日本ではやれたと思うので。はい。今回の決断は全然難しくなかったです」とコメント。20年シーズン終了後にポスティングでのメジャー移籍を目指したが、合意に至らなかった。当時との違いには「20年はポスティングっていうことで、コロナもありましたし、全然その時とは違うもので、もう今年は今年で勝負していくんだっていう気持ちで最初からシーズンを迎えてましたし、2020年とは全く別物のプロセスです」と、違いを説明した。
対戦したい打者については「誰と対戦したいっていうよりも、やっぱりオリオールズにはすごい素晴らしいキャッチャーのラッチマンがいるので。彼とバッテリーを組むのがすごく今から楽しみです」と、デビュー3年目で通算52本塁打を放っている強打のアドリー・ラッチマン捕手に言及した。