今季MVPに輝いたドジャース大谷翔平投手(30)が、来年1月25日(日本時間26日)にニューヨークで開催される「アワードディナー」に出席することが正式に決まった。ニューヨーク・ポスト紙のマイク・プーマ記者が17日(同18日)、X(旧ツイッター)で「オオタニ、ジャッジ(ヤンキースで今季ア・リーグMVP)、OMG(オーマイガッ)のメッツのメンバーほか、多くのゲストが出席します」と伝えた。
「アワードディナー」は全米野球記者協会(BBWAA)が選出した各賞受賞者らが出席し、表彰式を行うディナーショーイベント。来年1月で第100回を迎える伝統あるオフ最大の催しの1つで、大谷は新人王と昨季MVPのときも出席しており、これが2年連続3度目の出席となる。前回の表彰式では、最初のあいさつから最後の言葉まで通訳なしで「世界のファンのみなさんへ。自分だけでなくメジャーリーグをサポートして頂き、感謝します」と英語でスピーチし、デコピンと一緒に会場で撮影した記念のショットなども話題になった。
大谷は今季は54本塁打、130打点、59盗塁で本塁打と打点のナ・リーグ2冠に輝き、前人未到の「50-50」を達成。MVPは2年連続3度目の選出で、しかもすべて満票での受賞となり、複数回の満票MVP受賞に輝いた史上唯一の選手となった。
BBWAAニューヨーク支部の公式サイトによると、アワードディナーはミッドタウンのヒルトンで開催され、一般客は1席395ドル(約5万9300円)で予約できる。記念すべき第100回で、チケットは即完売が予想されている。