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【C大阪】元横浜ヘッドコーチのパパス新監督就任を正式発表「誇りに思ってもらえるチームに」


セレッソ大阪は、オーストラリア人のアーサー・パパス氏が来季の監督に就任することを発表。クラブ初のオーストラリア人監督となるパパス氏は、かつて横浜Fマリノスのコーチおよびヘッドコーチを務め、リーグ優勝に貢献した実績を持つ。鹿児島やタイのクラブでの指導歴もあり、攻撃的なサッカーを目指す意向を示している。パパス氏はJリーグの再挑戦に意欲を見せ、「誇りに思ってもらえるチームを作る」と抱負を述べた。現在10位のC大阪は、小菊昭雄監督の退任を受け、新たなシーズンへの期待が高まる。

アーサー・パパス氏(2023年10月4日撮影)

セレッソ大阪は17日、来季監督に元横浜Fマリノスのヘッドコーチで、オーストラリア人のアーサー・パパス氏(44)が就任すると正式発表した。

クラブ史上、初めてのオーストラリア人監督の就任になる。

パパス新監督は、同じオーストラリア人のポステコグルー当時監督の率いる横浜で19年にコーチに就任し、リーグ優勝に貢献。20年にヘッドコーチに昇格し、21年はJ3鹿児島の監督を務めていた。攻撃的なサッカーを目指す新指揮官になる。

クラブを通じて「日本、そしてアジア最高峰のリーグであるJリーグへ戻れることに、とてもワクワクしています。みなさんに誇りに思ってもらえるチームに、作り上げることを楽しみにしています。ハードワーク、強度、どのような場面でも、誰にでも攻めていく姿勢をチームに根付かせて、ピッチで皆さんにお見せしたいと思います」などとコメントした。

今季10位に終わったC大阪は、小菊昭雄監督(49)が今季限りで退団し、J2に降格するサガン鳥栖への監督就任が決まっている。

◆アーサー・パパス 1980年2月12日、オーストラリア・メルボルン生まれ。29歳だった09年に母国のU-18代表アシスタントコーチに就任。母国オークリーキャノンズやインド、サウジアラビアのクラブで監督、コーチを歴任。ポステコグルー監督就任2年目の19年に横浜コーチに、20年にヘッドコーチ昇格。21年にJ3鹿児島監督に就任も、コロナ禍で家族が体調を崩し双方合意で途中退任。その後はタイ1部ブリラムも率いた。

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