巨人桑田真澄2軍監督(56)が17日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演し、PL学園時代の同期、清原和博氏(57)との思い出を振り返った。
桑田2軍監督は最も遅い早生まれとなる4月1日が誕生日。入学時は身長173センチで、当時から大柄だった清原氏に圧倒されたという。「体格、パワー、スピードに絶望した。絶望を味わわせてくれたのが清原くん。あの体格、パワー、スピード、それを目の当たりにして絶望したんです」と振り返った。
入学直後に1度は投手を「クビ」となった。外野手となったが、「野球界の常識がたくさんあって、投手だったら肘を高く上げるとか、常識通りやればやるほど下手になって投手をクビになった。常識を疑ってみた。投手の目的はアウトをとることなので、スピードでなくコントロール重視、投球術で勝負しようとか、そういう方向に自分を変えていった」と、投手として復活した要因を語った。
桑田2軍監督は1年夏から主戦投手として、甲子園には全5季出場。2度の優勝に2度の準優勝を果たし、歴代最多の春夏通算20勝を挙げた。