DeNA京田陽太内野手(30)が、背番号を「98」から「9」に変更することが16日、分かった。
今季取得した国内FA権を行使せず、複数年契約で残留を決断。背番号「9」は今季まで大和が背負ったが、戦力外通告を受け、チームを退団した。「得点圏の鬼」と称された勝負強さとともに、遊撃では堅実な守備を披露した大和の思いも受け継ぎ、攻守で欠かせぬ存在になる。
背番号が変わっても、亡き先輩への思いは永遠に胸に刻む。22年オフに中日からトレード移籍。背番号は中日時代の同期で、21年8月に亡くなった木下雄介さんが背負った「98」を希望した。公私ともに仲が良かった木下さんの思いも背負って、昨季は前年を大幅に上回る93試合に出場。今季は101試合でさらに出場数が増えた。変わらぬ思いとともに、新背番号でレギュラー奪取を目指す。