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【オリックス】曽谷龍平「ある程度の知名度がないと」地元奈良「斑鳩ふるさと大使」就任誓った


オリックスの曽谷龍平投手は、地元の奈良県斑鳩町で「ふるさと大使」としての役割を意識し、今後の活躍に意欲を示しました。曽谷投手は今季7勝を挙げ、チームの一員として活躍。彼は地元で行われた防火啓発イベントにも参加し、消防士の活動服や野球ユニホームで注意喚起のパレードに参加しました。彼の父である博一さんは、町役場勤務の傍ら消防団員として地域に貢献し、息子の成長を期待しています。曽谷投手は、自身の成績向上と知名度の向上を目指し、将来の「ふるさと大使」となるためには努力が必要だと語りました。来季の目標として初の完投も視野に入れ、一層の活躍を誓っています。

オリックス曽谷(右)は出身の奈良・斑鳩町の役場勤務で消防団員も務める父博一さんと敬礼(撮影・大池和幸)

オリックス曽谷龍平投手が来季3年目の飛躍で初の「斑鳩(いかるが)ふるさと大使」就任を誓った。

16日、地元奈良の消防署で防火啓発イベントに出席。今季7勝とチーム勝ち頭の左腕は、世界遺産の法隆寺もある斑鳩町の出身。大使1号の候補だが、時期尚早と否定した。「自分の立場ではまだなれない。成績を出してから。ファンの方々に覚えてもらって、ある程度の知名度がないとダメだと思う」とハードルを設定した。

斑鳩町役場の総務部安全安心課に勤務する父博一さんもこの日、消防団員として参加。「石の上にも三年。来年は非常に重要な3年目だと思う。ふるさと大使を委嘱する準備はできています。第1号になって欲しい」と期待した。曽谷は消防士の活動服、救助服、防火服、そして野球ユニホームと“四変化”して防火パレードにも参加。「1試合でも多く火消しの人を使わないように」と初の完投も来季の目標に加えた。【大池和幸】

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