カブスとヤンキースの間で進められているコディ・ベリンジャー外野手(29)のトレード交渉が難航していると、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が15日(日本時間16日)、X(旧ツイッター)で伝えた。「両者の要求にまだ開きがあり、どちらかが折れて成立する可能性もあるが、ヤンキースは他にも獲得候補が複数いる」と伝えた。
カブスの外野陣には鈴木誠也(30)をはじめ、左翼にイアン・ハップ(30)、中堅にピート・クルーアームストロング(22)がおり、さらに13日にはトレードで通算125本塁打を放ち3年連続球宴出場のカイル・タッカー外野手(27)を獲得。ベリンジャーも含めレギュラー格の外野手が5人と飽和状態で、ベリンジャーがトレードで放出されることが確実視されているが、トレード交渉の過程で鈴木の名前も浮上していた。
2017年にドジャースで新人王、19年にMVPに輝いたベリンジャーは今季130試合に出場し、打率2割6分6厘、18本塁打、78打点、9盗塁だった。