アルビレックス新潟のサポーターカンファレンスが15日、新潟市で開催された。中野幸夫社長(69)、寺川能人強化部長(50)らフロント幹部8人が、参加した後援会員93人に今季の報告と質疑応答を行った。
寺川部長は松橋力蔵監督(56)が退任する来季のチーム編成について、「監督もスタッフも入れ替わる。選手も昨年、今年以上に代わる」と大幅刷新の方向にあることを明かした。
また、松橋監督との交渉過程について「10月の続投要請後も時期を見て話したが、(残留争いで)苦しい中で先のことは考えられない、ということだった。(松橋監督が)残る可能性もあっただけに、次ぎの候補に声をかけられる状態でもなかった」と話した。
新監督について中野社長は「強化部はいろいろなパターンを想定してある。今、候補を絞って詰めの交渉の段階」。そして「今年中に、というのんびりした状況ではない。早く合意形成ができるように努力したい」と大詰めにあることを示唆した。