ディナモ・キーウ戦で公式戦2試合連続の先発出場を果たしたレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)に対して、クラブの地元紙は及第点をつけた。
Rソシエダードは12日にホームで行われた欧州リーグ・1次リーグ第6節で最下位のDキーウと対戦。オヤルサバルの2ゴールとベッカーの得点により3-0の快勝を収めた。
公式戦2試合連続でスタメン入りした久保は、いつも通り4-3-3の右ウイングで先発出場。立ち上がりから積極的に攻撃に絡んでいき、前半24分にベッカーのゴールをお膳立てして、後半12分にピッチを退いた。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について「違いを生み出しゴールを狙った。相手は彼のことを止められなかった。困難な状況に立ち向かうことをいとわないラ・レアル(Rソシエダードの愛称)のスター選手の1人である」と評し、6点(最高10点)をつけた。
チームトップはオヤルサバルで9点。続いてパブロ・マリンが8点、デ・サラテとベッカーが7点。アランブル、スベルディア、オラサガスティ、ブライス・メンデスが久保と並ぶ6点。そして、レミーロとアイエン・ムニョスが5点、アゲルドがチームワーストの4点。オドリオソラ、オスカルソン、マグナセライア、トゥリエンテスは採点なしとなった。
Rソシエダードの欧州リーグ・1次リーグ成績は6試合3勝1分け2敗の勝ち点10で12位にステップアップ。久保の成績は5試合(先発4試合)、325分出場、1得点2アシストとなっている。
Rソシエダードはこの後、中2日の15日にホームで行われるスペインリーグ第17節でラス・パルマスと対戦する。(高橋智行通信員)