タイガース前田健太投手(36)が12日までに自身のインスタグラムを更新し、楽天藤井聖投手(28)と自主トレを行ったと明かした。
前田は藤井との2ショットを公開。「トレーナーの後輩というご縁から、楽天の藤井聖投手と今日一緒に練習しました。素晴らしい人柄で、初めましてでしたが楽しくキャッチボール、ランニングを一緒にしました。今年も大活躍で来年がとても楽しみです!みなさんご注目を!」とつづった。
藤井は東洋大から社会人ENEOSを経て、20年ドラフト3位で楽天に入団。4年目の今季は自己最多の3勝を大きく上回る11勝をマークした。
前田は今季、ウイルス性疾患などの影響もあり、今季は17試合で3勝7敗、防御率6・09。7月に先発から中継ぎに配置転換となった。チームはポストシーズン(PS)に進出したが、前田は出場選手登録を外れた。メジャー10年目を迎える来季が2年契約の2年目で、日米通算200勝まで残り35勝としている。
前田の先発復帰の可能性については11月10日(同11日)、地元紙デトロイト・フリープレス電子版が報じており、タイガースのスコット・ハリス編成本部長はGM会議で「彼はローテの座を争うことになる。キャンプには、多くの先発投手がポジション争いを期待してやってくる。ケンタが最高の状態であれば、ローテーションの一角を占めるチャンスはいくらでもある」とコメントしたと報道している。