ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に、タイガースとレッズも争奪戦に参戦するべくプレゼンの準備をしていると複数の米メディアが11日(日本時間12日)が伝えた。
スポーティング・ニューズ電子版によると、タイガースのスコット・ハリス編成本部長は「全球団がほしがっているように、我々も彼がほしい。ロウキと彼の代理人にアピールするために、我々は最高のプレゼンができるよう努力をしている。大変厳しい争奪戦になるだろうが、我々は彼を獲得するために最大限の努力をする」と話したという。タイガースには前田健太投手(36)が所属し、エースには今季投手3冠に輝きサイ・ヤング賞に選出された左腕タリク・スクバル(28)がおり、佐々木が入団すればローテ2番手が見込まれているという。
レッズもニック・クロール編成本部長が「ぜひ彼と面談し、直接話をしたい。獲得を目指しベストを尽くすつもりだ。日本に行って調査もしてきた」と話したと、MLB公式サイトが伝えた。
佐々木の争奪戦については、20球団以上が興味を示していると、代理人のジョエル・ウルフ氏が明かしていた。レッズやタイガースが注目の大物選手の争奪戦に加わることは珍しいが、ウルフ氏は「メジャーにソフトランディングで移籍するためには、中規模や小規模マーケットのチームの方がメリットが多いかもしれないという話はした」と明かしていた。