オリックスが、広島から海外フリーエージェント(FA)権を行使していた九里亜蓮投手(33)の獲得することが決まった。12日、球団から発表された。背番号は22。広島では21年に最多勝を挙げるなど、通算71勝のタフネス右腕だ。
V奪回を狙うオリックスには大きな補強となりそうだ。来季の先発陣はエース宮城、曽谷やエスピノーザの開幕ローテが有力。ただ昨季新人王の山下は腰痛でリハビリ中、東は右肘手術明けと不安を残している。ルーキーながら中継ぎで奮闘した古田島が来季は先発転向するが、未知数の部分が大きい。九里が加われば、一気に厚みが増す。