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【阪神】前川右京、2月春季キャンプで糸井嘉男SA&赤星憲広氏から走攻守の“いいとこどり”だ!


阪神タイガースの前川右京選手(21歳)は、来年2月の春季キャンプでOBの糸井嘉男氏や赤星憲広氏の指導を受け、「走攻守」の技術を高める意欲を示しています。特に自分のスタイルを変えることなく、多くの助言を自らの基本に組み込む方針です。その他、守備と走塁の強化も目標に、長期にわたるレギュラーの座を目指しています。糸井氏の打撃技術や赤星氏の球団最多381盗塁記録、6度のゴールデングラブ賞受賞は、前川にとって貴重な学びの機会です。彼は来年の競技シーズンに向け、コンディション改善と走路などの技術向上に焦点を当てています。

キャッチボールをする阪神前川(撮影・藤尾明華)

阪神前川右京外野手(21)が外野の大先輩2人から、走攻守の“いいとこどり”プランを明かした。

来年2月の春季キャンプで、OBの糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA=43)や赤星憲広氏(48)らが臨時コーチとして指導する。「いろんな方の助言などを組み立てて、ちゃんと自分の基本(の形)に入れていきたい」。貴重な指導を心待ちにしているが、あくまでも自分の軸は変えない。

1年目の22年は現役最終年だった糸井SAの打撃練習を見つめた。「いろんなバッティング技術がある。見て学ぶことはもうできないと思うので聞いて学ぶ」と目を輝かせた。

特に糸井SAのNPB初6年連続の「打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞」を達成するなど長きにわたって活躍。今季は自身にとって飛躍の年になったが単年の活躍では気は抜かない。「この2カ月で必死にトレーニングをして、体のコンディションを整えて、来年勝負したい」と燃えた。

守備と走塁の強化も目標としている出場試合数増加や長くレギュラーの座を保持することに重要。両氏はともに同分野のスペシャリスト。赤星氏は球団最多のプロ通算381盗塁を記録し、ゴールデングラブ賞も6度受賞した。「走路など変えられるところはあると思うので勉強しないといけない」と気合十分だ。【塚本光】

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