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鈴木誠也のトレードは…「あり得るが、そうなる可能性は低いと思う」代理人が言及


カブスの鈴木誠也外野手について、トレードの可能性が浮上していますが、代理人のジョエル・ウルフ氏はその可能性が低いとコメントしました。ウルフ氏は米メディア「アスレチック」に対し、鈴木が全球団に対するトレード拒否権を持っており、鈴木自身も広い視野を持っているが、自ら進んでトレードを承諾するチームは限られていると述べました。また、カブスのホイヤー編成本部長も鈴木をトレードに出したくない考えを示していると伝えられています。ただし、経済上の理由から高年俸の選手の放出が検討されており、鈴木はその候補となる可能性があります。

カブス鈴木誠也(2024年9月撮影)

トレードの可能性が浮上しているカブス鈴木誠也外野手(30)について、代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が言及し、鈴木がトレードに出される可能性は低いとの見通しを示した。10日(日本時間11日)、米メディア「アスレチック」が伝えた。

ウルフ氏はダラスで開催されているウインターミーティングで取材対応。鈴木は全球団に対するトレード拒否権を持っているとした上で「誠也はオープンなマインドを持っている。ジェド(ホイヤー編成本部長)とは密にコミュニケーションを取っており、昨夜も、彼と話をした。どの球団と話をしているか教えてくれた。彼は誠也をトレードに出したくないと考えていると思うが、ノーと言えない取引が今後出てくる可能性もあるかもしれない」とコメントした。一方で「彼は、誠也がどのチームを検討しているかも話してくれた。誠也は強い意志を持っている選手で、彼がトレードを承諾するチームは多くないだろう。(トレードは)あり得るが、そうなる可能性は低いと思う」と、トレードの可能性は低いとした。

鈴木は今季、守備面のミスが懸念されDHでの出場機会が増え、8月中旬以降は主にDHとして出場した。それについては「日本からポスティングされたとき、チーム側がフルタイムのDHとして彼を起用するとプレゼンしていたら、彼はそのチームと契約していなかったと思う。誠也は日本で素晴らしい守備を見せていた。だからDHでいることは良いことではない」と、外野での守備機会を求めていることも明かした。

鈴木については、カブスがコスト削減のため、高年俸の鈴木かコディ・ベリンジャー外野手のどちらかを放出する方針だと5日に米紙ニューヨーク・ポスト電子版が伝えていた。

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