来季のJ2降格が決まったJ1ジュビロ磐田は11日、横内昭展監督(57)の辞任を発表した。
昨年、監督に就任すると、J2で2位に入り、就任1年目でJ1昇格に導いた。だが、今季は低迷したチームの立て直しができず、8日の最終節サガン鳥栖戦で敗れ、1年でのJ2降格が決まった。成績不振を理由に辞任する。
横内監督はクラブを通じて「この2年間、皆様には苦しくてつらい思いをさせてしまうことの方が多かったと思います。それでもチームや私を信じて、最後まで一緒に戦ってくれた皆様に感謝しかありません。特にホーム最終戦、残留の望みがあるとはいえ厳しい状況は変わらない。試合終了後にブーイングを受けても仕方がない時でも、チームや私を信じてコールし続けてくれたこと、今でも心に響いています。それに結果で応えられなかったことに、大変申し訳なく思っています。ジュビロ磐田はこれからも続いていくクラブです。必ずJ1に戻り、J1でタイトルが取れる強いジュビロ磐田を、ジュビロファミリーの皆様と共に築いてくれることを願っています。最後になりますが、共に戦ってくれた選手、スタッフ、そしてジュビロ磐田に関わる全ての皆様に支えていただいたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました」などとコメントした。