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【Jアウォーズ】神戸武藤嘉紀が初MVP 13得点7アシストで連覇に貢献 選手監督投票で最多票


ヴィッセル神戸のFW、武藤嘉紀が2024年のJリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれました。武藤は今シーズン13得点7アシストを記録し、神戸のリーグ連覇に大きく貢献しました。彼は選手と監督からの投票で最多票を集め、初のMVP受賞を果たしました。武藤はシーズン中に体重を調整し、特殊なトレーニング法でパフォーマンスを向上させ、足をつってもすぐに復活する能力を身につけました。また、禁酒に努め、筋肉系のトラブルを避けるためにコンディションを維持しました。武藤の努力と献身が、彼の今季の成功の鍵となりました。

Jリーグアウォーズ2024 レッドカーペットで記念撮影に納まる神戸武藤(撮影・宮地輝)

<Jリーグアウォーズ>◇10日◇横浜アリーナ

Jリーグアウォーズ(年間表彰式)が10日、横浜アリーナで行われ、ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀(32)が最優秀選手(MVP)に選出された。

13得点7アシストでリーグ連覇の立役者となった武藤は、選手監督投票で最多166票を集めての初受賞。最終戦後に「正直できすぎ。サイドハーフとしてのこの結果に、たまには自分を褒めてあげてもいいのかなと思うぐらいの結果は出せた」と話していた今季の働きは、多くの選手、監督からも支持された。

サイドでのアップダウンやドリブル突破のために「しなやかに体を扱うトレーニング」を徹底。シーズン終盤には体重を1・5キロ落として、走りきった。

欧州で身に付けた、足をつっても、数分後に復活できる「特殊能力」も、自身のパフォーマンスを助けた。「交代したら次にいつチャンスが回ってくるかわからないから、足をつっても隠してプレーをしていた。そうしたら復活できるようになった」。

シーズン中は禁酒。「本当にむしゃくしゃした時や、勝った後にオフがあると飲んじゃおうかなとも思うけど、連戦もあってコンディションを落とせなかった。筋肉系のトラブルも絶対に避けたいとなると、そこでの一時の快楽は我慢しなくちゃいけないと思った」。

総スプリント数660はリーグ4位で、総走行距離はチームトップの370・5キロ。「価値を上げていかなきゃいけない」と全てをサッカーにささげて走り続けた背番号11が、誰よりも輝く結果でシーズンを終えた。

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