ロッテ佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムによる移籍交渉の手続きを申請し、MLB側に受理されたと9日(日本時間10日)、米メディアが報じた。
これにより、佐々木が獲得選手としてメジャー全30球団に公示され、交渉が解禁となる。交渉期間は45日間で、国際FAの新たな契約期間が始まる来年1月15日以降に移籍先が決定する見込みだ。
米テキサス州ダラスでは、9日(日本時間10日)にMLBの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが始まり、移籍市場が活発化。佐々木も渡米し本格的な交渉に備える。25歳未満の選手はマイナー契約しか結べないため、ロッテ球団への譲渡金は基本的には契約金の25%となる。
ロッテは11月9日に佐々木のポスティングによるメジャー挑戦を容認し、移籍に向けた手続きを開始。11月17日に行われたファン感謝デーで佐々木は「これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張って行きます」とファンの前で決意を語っていた。