ソフトバンクのドラフト1位、神戸弘陵・村上泰斗投手(17)は背番号20のユニホームに袖を通し、気持ちを高めた。入団発表会見では小久保監督としっかり握手。自己紹介で用意された色紙にはプロの目標に「見本」と記した。
「プロ野球選手である限りは、すべてのことに見本でなくてはならない。技術面、人柄、すべての部分で見本でありたいので、そういう目標にさせていただきました」
今季限りで現役を引退した和田毅氏(43)の背番号21から、1つ少ない番号が村上の代名詞となる。「憧れである和田選手に近い番号にしてもらえた。20番と言えば村上泰斗と言ってもらえるように頑張りたい」と引き締めた。
最速153キロの直球を武器にプロの世界に足を踏み入れた。将来、球界を代表するエースへの成長を夢見て、真っ向勝負を挑む。