日本野球機構(NPB)は9日、現役ドラフトの結果を発表した。西武の本田圭佑投手(31)が、オリックスへの移籍が決まった。
サッカー日本代表のエースとして長年君臨した本田と同姓同名なこともあり、アマチュア時代から注目を集めた。東北学院大時代にはその名に恥じぬ活躍を見せ、リーグ戦で通算15勝を挙げ、13年秋には敢闘賞を受賞。15年ドラフト6位で西武入団し、先発&中継ぎも務められる万能型として重宝された。22年にはセットアッパーを務め、45試合登板して4勝2敗、20ホールド、防御率1・97の好成績を残した。
プロ9年目の今季は31試合に登板し、1勝4敗、防御率4・11に終わり「1年間ずっと1軍に入れなかったのは非常にふがいない。抑え続けるのは改めて難しいなと感じました」と振り返った。10年目に向けて「毎年本当に最後だと思ってやっている。来年もそういう意気込みでやります」と決意を述べていた中で、来季から活躍の場を関西に移すことになった。