【磐田】現役ラストマッチ山田大記は花道飾れず「みんなでクラブをいい方向に」サポーターに別れ

鳥栖対磐田　後半、ゴール前にパスを出す磐田山田（撮影・梅根麻紀）

＜明治安田J1：鳥栖3－0磐田＞◇8日◇第38節◇駅スタ

磐田が1年でJ2に逆戻りした。J1残留へは勝利が絶対条件だったアウェーでの最終節鳥栖戦で0－3。既にJ2降格が決まっていた相手に前半で2失点した。後半は今季限りで現役を引退するMF山田大記（35）ら攻撃的選手の投入で反撃を試みるも、無得点のまま終戦。クラブ史上初めてJ2に落ちた地で再びの悪夢に見舞われ、Jリーグではワースト2位となる4度目の降格となった。

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現役ラストマッチとなった山田は花道を飾れなかった。2点を追う後半開始から途中出場。積極的にボールを受けて反撃を試みるも、無得点に終わった。自身4度目となるJ2降格で選手生活にピリオド。試合後はゴール裏のサポーターにあいさつし、「みんなでクラブをいい方向に持っていってほしい」と呼び掛け、やり切った表情でグラウンドを後にした。